詩あわせ絵師 武田暢博 替え歌 吾亦紅⇒吾もお茶


詩あわせ絵師 武田暢博  替え歌吾亦紅⇒吾もお茶

詩詩あわせ絵師 武田暢博  替え歌吾亦紅⇒吾もお茶

明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

替え歌をお届けします。

こんばんは

歌ってみて下さった方おられますか?

今回も替え歌シリーズを紹介いたします。

どうぞ、カラオケで歌ってみてくださいませ。

パート13までありますよ

 

 

 

替え歌 パート11 吾亦紅 すぎもとまさと

「吾亦紅」 「 吾もお茶」
マッチを擦れば おろしが吹いて ・ 椅子に座れば さっとお茶でて
線香がやけに つき難(にく)い ・ 居心地やけに 心地よい
さらさら揺れる 吾亦紅 ・ ゆっくり憩う 我ひとり
ふと あなたの 吐息のようで ・ ふと 実家の 居間のよう
盆の休みに 帰れなかった ・ 貴方の淹れた お茶の味
俺の杜撰(ずさん)さ 嘆いているか ・ 俺の舌 試しているか
あなたに あなたに あやまりたくて ・ あなたが わたしが 淹れたお茶
山裾の秋 ひとり逢いに来た ・ 秋風が吹く ひとり町に訪ねて
ただ あなたに 謝りたくて ・ ただ あなたに 逢いたくて

小さな町に 嫁いで生きて ・ お茶の町に 嫁いで生きて
ここしか知らない 人だった ・ ここでも知られた 人だった
それでも母を 生き切った ・ お茶を淹れたら 人変わる
俺 あなたが 羨ましいよ ・ 俺 あなたが 羨ましいよ
今はいとこが 住んでる家に ・ 今は開けている 町に住んで
昔みたいに 灯りがともる ・ 昔みたいに お茶淹れる機会
あなたに あなたは 家族も遠く ・ あなたは あなたは 自分流持って
気強く寂しさを 堪えた ・ 詳しく美味しさ 伝える
あなたの あなたの 見せない疵(きず)が ・ あなたの あなたの 真摯な態度
身に沁みて行く やっと手が届く ・ 真似できない やっと気がつく
ばか野郎と なじってくれよ ・ 浅はかねと 笑ってください

親のことなど 気遣う暇に ・ お茶の美味しさ 伝えるならば
後で恥じない 自分を生きろ ・ 何度も繰り返し 淹れてみろ
あなたのあなたの 形見の言葉 ・ あなたの あなたの 淹れ方真似て
守れた試しさえ ないけど ・ 自分流など ないけど
あなたに あなたに 威張ってみたい ・ あなたに あなたに 見ていて欲しい
来月で俺 離婚するんだよ ・ いつの日か 俺 デモするんだよ
そう、はじめて 自分を生きる ・ そう、自分流 ワークショップ

あなたにあなたに 見ていて欲しい ・ あなたに あなたに 美味しいお茶を
髪に白髪が 混じり始めても ・ 年を重ねて 愉しめるお茶
俺、死ぬまで あなたの子供 ・ 俺、我流 すなわち一般的

武田暢博の著書「思いのかたち」